20090913→20210913

椿泰我くん、入所12周年おめでとう。

 

何周年とか何年目とかのカウントが相変わらず苦手で、今年も何度か指で数えてみたけど、2009年からどう数えても丸12年。ついに干支ひと回り。つばきくんはもう人生の半分以上ジャニーズJr.やってることになるんだなあと、改めて感慨深くなってしまいました。お祝いするのもなんだかんだで12回目なので、事務所に入ってくれてありがとう、諦めずにここまで続けてきてくれてありがとう、というありきたりな感謝の言葉と、今さら望むことももうなくて、この先もどうか幸せに生きてくれ、という馬鹿でかいざっくりとした願いくらいしか、もはや浮かんでこないのだけれど。


思い返せば、去年の今頃はSHOCK梅芸の初日を前にして、無事に幕が開くかどうかそわそわしていた時期でした。あれから1年経っても、何事もなく幕が上がるかどうか、誰も欠けずに完走できるかどうか、いまだに不安で落ち着かない世の中で。幸いなことにこの1年もコンスタントに舞台やコンサートでステージに立つ姿を見られる機会には恵まれていたけど、きっと1回1回の公演に臨むにあたってのプレッシャーは、それまでとは比べものにならないくらい大きいんだろうなあ、と頭が下がる思いだったりします。


そして、1年前の今日は、まだIMPACTorsは存在してなかったんだよね。SHOCK梅芸が終わって、7人の括りにユニット名がついて。それからここまで本当にあっという間だったし、何より今までつばきくんのファンをやってて一番雑誌を買った1年でした。何度でも言うけど、あんなに何年も全然載れなかったのにね!今さらこんなに載るようになって、ついに3誌を定期購読するようになるとは……誰か雑誌の上手な整理方法を教えてください。今の一番の悩み。


10/16にIMPACTorsの名前がついた時は正直まったく実感なくて、初めてのオリジナル曲をもらった時に、ああユニットになったんだなあとは思ったものの、やっぱりちょっとピンときていないところもあって。IMPACTorsができて初めての有観客コンサートだったクリエは何となく夢の中にいるようなぼんやりとしたままで終わってしまったし、ファンにPINKyなんて名前がついたけど、PINKyね…みたいな、どこか馴染めない感じもあったりして。やっと、これが現実なんだなあ、と思えたのが、先日のサマパラでした。遅いよ!(笑)


TDCはクリエと同じように、いや、いつも1ヶ月近い長期現場だっただけにもしかしたらクリエ以上に、めちゃくちゃ思い出があって、会場に足を踏み入れるだけでもいろんなことがフラッシュバックして。それこそ、SUMMARY2010初日の必死に出番をこなしてる姿とか、千穐楽の日にマンションであくびしてるの見ちゃって疲れてるんだなあって思わず笑っちゃったこととか、衣装の袖が長すぎてハイタッチしてくれた手が半分も出てなかったこととか、2011のある日の昼公演で明らかに調子悪そうで途中から消えて心配したけど、その日の夜公演のオープニングでちゃんとマンションにいるのを見て泣いたこととか、2012のセクゾSUMMARYではサークルフライングのフッキングやらせてもらえてて感動したこととか、2015のサマパラは初めてマンションのセンターの部屋に入れてJr.コーナーにも出してもらえて喜んだこととか、舞台の稽古のために途中離脱になって、なんとなく不完全燃焼で終わってしまったこととか。…こんなのはほんの一部で、とにかくたくさん笑ってたくさん泣いたなあって懐かしく思い出したりして。そんな思い出の詰まった、成長を見守ってきたTDCに、今度はメインの出演者のファンとして連れてきてもらえたことが本当にうれしかったし、成仏できたようなというかなんか不思議な感覚でした。いやまだ元気に生きてますけども。

 

あの頃はサイズが合わないみんなと同じ衣装を着て、ハーネスに繋がれてマンションで踊っていて、地上に一瞬降りられただけでも万々歳だったのに、今やヘッドセットマイクだけじゃなくてハンドマイクがあって、ステージドリンクやタオルが用意されてて。オリジナルの衣装があって、照明や音響やいろんなセクションのスタッフさんが動いてくれていて。出演者としてきちんと名前が出ていて、代わりがいない存在として、ステージに立っていること、奇跡みたいだなあって思っていました。こんな姿を見られるだなんてほんとにね!長生きはしてみるもんだよね!

 


7人が一丸となって全力でステージを盛り上げていく姿や、公演期間の折り返し過ぎやラスト前日、オーラスのひとりずつの挨拶ではこれからの目標や意志をきちんと言葉にしてくれるメンバーたちを見ていて、同じ方向を見て走っていける仲間ができたんだな、つばきくんの今の居場所はここなんだな、って実感したし、わたしもIMPACTorsをグループとして好きになれるかな、と思えてきたのがこの夏を経ての自分の中での大きな変化でもありました。7人で括られるようになってから、つばきくんは一歩引いてバランスを考えすぎているように見えて、わたしが好きだったのはそんなつばきくんではなかったはずって、もやもやした時期もあって。でも遠慮なくのびのびとやれるようになってきてるのかなって、クリエの頃くらいに思い始めて、サマパラ見ててもそう思えたからほっとしたんだよね。ずっと個人戦でやってきて、10年以上かかってやっと得た仲間たち。IMPACTorsがこれからもつばきくんにとってつばきくんらしくいられる場所でありますように。


サマパラが終わって更新された、相変わらず長い長いつばきくんのJr.日記。初めてのソロ曲の演出に今まで先輩方の後ろで見てきたものを詰め込んでいたことにも胸が熱くなりました。ただ、LIS'Nを選んだ理由はさすがにわかってはいたものの、映像がNEVERLANDのBrightestのイメージだったのも、文字が歌舞伎のBoogie Woogie Babyの演出のオマージュなのも、まあ言われるまで気づかなかったんですが(笑)言われれば、なるほどね…!とはなったけど…今後もコンサートの際には解説をお願いします…何なら今からでもクリエもサマパラも全曲解説してほしいくらい…って話が逸れましたが。いくら憧れてるとは言ってもそのまま誰かの真似ごとをするのはわたしは好きじゃないんだけど(ウルフのこととは言ってないよ!w)ここまで重ねてきた年月が無駄じゃないってことを、これからも見せてくれたらなあって思いました。


この先どこまで駆け上がっていけるかな。つばきくんがよく「一生ついてきてください」って言うの、重いなあといつも遠い目になってしまって、素直に頷けるようなピュアなファンじゃなくてごめんよと思うのだけど、ずっとずっと不安定な立場だったからこそ、その言葉に込められた痛いほど切実な気持ちはわかっているつもり。一生なんて保証はできないし、一緒にがんばろうなんて烏滸がましいこと言えないし、そっと遠くから見守るだけだけど、まだもう少し、進んでいくその先を見ていられたらいいなあと思っています。


さあ、13年目の始まり。来年の今頃は、さらに想像つかない未来に連れていってくれていることを期待して。